庭師・植木屋の顧客管理 ― 「そろそろの家」を落とさない仕組み
最終更新日: 2026-09-23
庭師・植木屋の仕事は、一度お伺いしたお宅と長いお付き合いになります。困るのは技術ではなく「今年あの家に行き忘れた」「請求したか思い出せない」の二つに集中します。顧客カードの束と手帳で長く回ってきたやり方を、そのままの形でスマホに移すのが近道です。
困りごとは「時期」と「回収」の二つ
剪定は松なら年2回(春と秋)、庭木の多くは年1回、消毒は春先というように、お宅ごとに周期が決まっています。周期そのものは頭に入っていても、軒数が増えると「今年まだ行っていない家」が抜けます。抜けたことに気づくのは、翌年うかがったときか、お客さまから電話が来たときです。
もう一つは代金です。作業が終わってその場で受け取る家、月末に振り込む家、年に一度まとめて払う家が混ざります。控えを見返さないと未回収が分からないので、請求そのものを忘れることもあります。
顧客カードに必ず要る項目
紙のカードでも道具でも、次があれば日々の仕事は回ります。
- お得意さまの名前・住所・電話。電話が来たときにすぐ引ける形にしておく。
- 場所の目印と駐車場所。初めて行く弟子が迷わない。
- 注意点。犬がいる、鍵の場所、支払いは現金のみ、といった申し送り。
- 庭ごとの内容(木の種類と本数)と周期、前回うかがった日。
- 作業の記録(日付・内容・金額)と、代金を受け取ったかどうか。
周期は3つの書き方で足りる
現場の言い方はさまざまですが、突き詰めると「◯か月ごと」「毎年決まった月」「周期なし」の3つに収まります。「年1回」は12か月ごと、「半年」は6か月ごと、「5年ごと」は60か月ごとです。松のお宅の「毎年5月と11月」は、日にちまでは決まっていないので月だけを持ちます。
この3つで持っておくと、前回うかがった日から次回が自動で出ます。作業を記録すれば前回作業日が進み、次がまた先に出る。手帳をめくって数える作業が要らなくなります。
「案内したか」を持つと抜けが消える
時期が来たことと、ご案内したことは別です。未案内・案内済・予約済・作業済・今回は見送り、の5つを一覧で持つと、「案内したのに返事がない家」と「まだ案内していない家」が分かれます。過去3か月で未案内のままのものを別枠で出せば、取りこぼしはそこに溜まります。
移し替えは「今年の分」だけでいい
何百枚の顧客カードを一度に入力しようとすると、たいてい途中で止まります。まず今年中に時期が来るお宅だけ入れれば、次の月から役に立ちます。残りは請求書を書くときや電話が来たときに1軒ずつ足していけば、1年で全部揃います。
お得意さま管理帳は、顧客カードや作業ノートをスマホで撮るとAIが読み取って下書きにします。読み取りは月300ページまで料金に含まれます。今お使いのExcelもそのまま読み込めます。
道具を選ぶときに見るところ
汎用の顧客管理アプリは訪問の記録はできても、周期からの次回算出と請求が無いことが多いので、次を確かめてください。
- 周期から次回が自動で出て、今月・来月の該当が最初の画面に並ぶか。
- 「案内したか」の状態を持てるか。
- 作業の記録と請求・入金が一つに繋がっているか。未回収が一覧になるか。
- お客さま側に登録やアプリを求めないか。
- 後継者に渡せるか。データをCSVで持ち出せるか。
まとめ
庭師の顧客管理は、台帳・周期・案内・請求の4つが繋がっていれば足ります。お得意さま管理帳はこの4つに絞って作っており、月額3,000円(税込)・30日間無料・カード登録なしで試せます。
お得意さま管理帳
お得意さまの顧客カードを写真で取り込むだけ。次の時期と請求の管理をスマホで。
月額3,000円(税込)・30日間無料・カード登録不要